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『巷説百物語シリーズ』(こうせつひゃくものがたりシリーズ)は、京極夏彦による時代小説のシリーズ。第1作『巷説百物語』が1997年より季刊妖怪マガジン『怪』(角川書店)に掲載され、1999年から『続巷説百物語』、2001年から『後巷説百物語』、2004年から『前巷説百物語』、2007年から『西巷説百物語』が同誌にて連載された。2001年に漫画化、2003年にアニメ化、2000年・2005年・2006年にはテレビドラマ化されている。『後巷説百物語』は2004年第130回直木賞を、『西巷説百物語』は2011年第24回柴田錬三郎賞を受賞した。 ==概要== 舞台は江戸時代末期の天保年間。晴らせぬ恨み、あちら立てればこちらの立たぬ困難な問題を金で請け負い、妖怪になぞらえて解決する小悪党たちの活躍を描く。同じ作者の百鬼夜行シリーズが、妖怪の仕業に見える不思議な事件を科学的・論理的に解明して解決するのに対し、本シリーズは逆に人の心の綾を妖怪の仕業に仕立てることで解決するところに特徴があるといえる。 『巷説百物語』『続巷説百物語』は、御行の又市らの暗躍を、偶然彼らの仕掛に巻き込まれた後、彼らに深く関わってゆく戯作者志望の若者・山岡百介を中心にして描く。続く『後巷説百物語』では、維新を経て明治に時代が変わり、巷で騒がれる奇妙な事件を解決しようとする4人の男たちと、彼らに知恵を貸す「一白翁」こと山岡百介の昔語りで物語は進む。そして『前巷説百物語』は、山岡百介と出会う前の又市たちの話である。さらに、又一の悪友である靄船の林蔵の上方での仕掛を描く『西巷説百物語』の連載が終了後、シリーズとしての『怪』においての連載は、休止されている。なお、年代設定は『後巷説』から逆算されたものであり、本来の舞台は漠然とした「江戸時代」として時期を特定せずに描かれている。 作品中に登場する妖怪たちの出典は、竹原春泉による日本画集の『絵本百物語』である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「巷説百物語シリーズ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Requiem from the Darkness 」があります。 スポンサード リンク
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